「京いも」は、さといもの一種で、その形状から「たけのこいも」とも呼ばれる宮崎の特産品。販売促進担当者が京都で精進料理で使われているさといもの味に感動し、その味にあやかって「京いも」とつけられたとされている。明治時代に台湾から入ってきたことから、地元では「台湾いも」と呼ぶ人も。11月中旬に収穫時期を迎える。東京市場では実に約9割の京いもが宮崎産である。皮がむきやすく、煮崩れしないという特徴があり、煮物やおでんなどの煮込み料理に向いている。他のさといもに比べるとぬめり気が少なく、ホクホクとした食感。
旬 11月 12月