宮崎県
小口切りにした地鶏を、塩こしょうで下味をつけ、強火の炭火で炭の色が付くまで黒々とこんがり焼き上げた一品。炭火による燻製のような独特の香りが特徴。元々、古くから宮崎県及び鹿児島県で飼育されていた「地頭鶏」が天然記念物に指定されたため、新たに食用として外来種の鶏との交配で生み出された地鶏が「みやざき地頭鶏(じとっこ)」となり、宮崎を代表する地鶏となった。現在では加工技術の向上による真空包装のおかげもあり、燻製や炭火焼のお土産品も大変人気がある。