秋から冬にかけて休耕田となる時期の土地を利用して作られるのが串間の“水田ごぼう”。一般的なごぼうの長さは約1メートル程だが、水田ごぼうの長さは約60センチと短めなのが特徴だ。水田ごぼうは収穫すると、すぐに乾燥防止とアク抜きのため、水に浸される。その後、土を落とし、一本一本手作業で丁寧に洗っていくと、徐々に白いごぼうが姿を現す。この収穫後の手間を惜しまず作業を行うことで、やわらかく、香りが良い水田ごぼうが楽しめる。草間の生産者のイシオシ料理は“ごぼう南蛮”。宮崎を訪れた際は味わいたい。
旬 11月 12月1月 2月 3月 4月