北浦町の養殖マサバ「ひむか本さば」は関さばにも匹敵する味だと評判だ。さばの漁獲量の減少により、養殖が始められるようになった。天然の種苗を無投薬で飼育している。さばは回遊魚で体が痛みやすく、養殖では夏場の水温の管理も難しい。北浦町ではこれらの問題をクリアし、さらに出荷前7日以上は餌をとめ、胃を空にして肉質の向上につとめている。肉質が維持され、身そのものに歯ごたえや味わいがあるだけでなく、適度な脂肪を含むうまみのある魚となっていて、刺身でも好評。寿司店、割烹などにも出荷されている。
旬 10月 11月 12月 1月 2月