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高千穂・延岡・日向

高千穂、延岡、日向の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

高千穂 延岡 日向 観光ガイド

高千穂・延岡・日向の観光・旅行 Info

宮崎県北部の高千穂・延岡・日向エリアは、神話と自然に彩られた魅力的な観光地です。それぞれの地域で楽しめる見どころを紹介します。

高千穂エリア

高千穂峡(たかちほきょう)

阿蘇山の噴火によって形成されたV字型の渓谷で、断崖絶壁と清流が織りなす絶景が楽しめます。貸しボートでの遊覧や、真名井の滝の迫力ある姿は必見です。

高千穂神社

約1900年の歴史を持つ古社で、神話「天孫降臨」の舞台とされています。夜には幻想的な高千穂神楽の奉納も行われています。

天岩戸神社・天安河原

天照大神が隠れた「天岩戸」伝説の舞台。神話にまつわる神聖な雰囲気が漂う場所で、多くの参拝者が訪れます。

国見ヶ丘

高千穂町を一望できる展望台で、早朝には雲海を見ることもできます。秋の早朝が特におすすめです。

延岡エリア

延岡城址・城山公園

延岡の中心部にある史跡公園で、石垣「千人殺し」など歴史的見どころが点在しています。桜の季節は花見スポットとしても人気です。

愛宕山展望台

市内を一望できる展望台で、日本夜景遺産にも登録されています。昼夜問わず美しい景観が楽しめます。

須美江家族旅行村・日豊海岸

海水浴やキャンプが楽しめる自然豊かなエリア。近くには水族館「マリンパーク須美江」もあります。

日向エリア

大御(おおみ)神社

日向灘に面した絶景の神社で、龍神が住むといわれる「龍宮」洞窟が見どころ。海と空の青に囲まれた荘厳な雰囲気が魅力です。

クルスの海

自然が作った十字架(クルス)型の入江。展望台から見ると「叶」という形に見えることから、願いが叶うパワースポットとして人気です。

馬ヶ背(うまがせ)・細島灯台

切り立った断崖と雄大な日向灘を望む景勝地で、東洋一の断崖絶壁ともいわれています。周辺には遊歩道や灯台も整備されています。

高千穂・延岡・日向のグルメガイド

高千穂・延岡・日向エリアは、豊かな自然と歴史に育まれた地元ならではの味と特産品が豊富です。旅の途中で味わいたい料理や、持ち帰りたくなるお土産を紹介します。

高千穂エリアのグルメ・名産

高千穂牛(たかちほぎゅう)

高千穂の自然の中で育てられた黒毛和牛で、柔らかく脂の甘みが強いのが特徴です。地元の焼肉店やレストランで堪能できます。

おすすめレストラン

釜炒り茶(かまいりちゃ)

宮崎県北部の伝統的な製法で作られたお茶で、香ばしい風味が特徴。お土産にも人気です。

高千穂の郷土料理

だご汁(団子汁)、こんにゃく田楽、いのしし料理など、山の恵みを活かした料理が味わえます。

延岡エリアのグルメ・名産

チキン南蛮発祥の地

宮崎名物のチキン南蛮は延岡が発祥とされており、本場の味を楽しめる店が多数あります。

おすすめレストラン

鮎料理

五ヶ瀬川や祝子川(ほうりがわ)で獲れる鮎は、塩焼きや鮎飯で提供され、夏の名物料理です。

干物・練り物

延岡は港町でもあり、アジやサバの干物、ちくわやかまぼこといった練り物製品も評判です。

日向エリアのグルメ・名産

日向夏(ひゅうがなつ)

宮崎県特産の柑橘で、さっぱりした酸味とほのかな甘みが魅力。果実そのままはもちろん、ゼリーやジュースも人気です。

へべす(平兵衛酢)

香酸柑橘の一種で、焼き魚や焼酎、鍋料理の薬味に重宝されます。ポン酢やドレッシングとしてのお土産品も多数。

おすすめレストラン

おすすめのお土産

高千穂・延岡・日向エリア共通

高千穂・延岡・日向の季節の祭り・イベント

高千穂・延岡・日向エリアでは、神話にまつわる伝統行事や、四季折々の地域イベントが行われています。地元の文化に触れられる貴重な機会です。

高千穂エリアの祭り・イベント

高千穂神楽(たかちほかぐら)

国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統芸能で、秋の収穫期に各地の神社で奉納されます。

特徴

天岩戸伝説に基づいた33番の神楽舞が夜通し演じられる「夜神楽」が有名。通年で楽しめる観光神楽(毎晩開催)も人気です。

高千穂夜神楽まつり

毎年11月下旬に開催される神楽フェスティバルで、町内の神楽保存会が一堂に会して舞を披露します。観光客にも分かりやすく構成されており、人気のイベントです。

延岡エリアの祭り・イベント

のべおか天下一薪能

延岡城跡で行われる能楽の公演で、篝火に照らされた幻想的な雰囲気の中、歴史と芸術が融合します。例年5月開催。

のべおか花火大会

毎年夏に五ヶ瀬川河川敷で開催される、延岡最大の花火イベント。約1万発の花火が夜空を彩り、屋台や音楽イベントも同時開催されます。

延岡十日えびす

商売繁盛を祈願するえびす祭りで、延岡市中心部で1月に開催。福笹や福餅、福引きなど、地元商店街が活気づきます。

日向エリアの祭り・イベント

日向ひょっとこ夏祭り

日本一の「ひょっとこ踊り」の祭典で、ユニークな表情とリズミカルな踊りが楽しめる人気イベントです。毎年8月初旬に開催されます。

特徴

市内外から数千人の踊り手が集まり、色とりどりの衣装とコミカルな踊りで盛り上がります。見物客も参加型で楽しめるアットホームな雰囲気。

日向十五夜祭り

旧暦の十五夜に行われる伝統行事で、神楽や相撲、地元芸能が奉納されます。農村文化が色濃く残る行事です。

その他の注目イベント

五ヶ瀬ワイン祭り(高千穂周辺)

秋に開催される、五ヶ瀬ワイナリー主催のイベント。地元ワインの試飲・販売、地元グルメも楽しめます。

椎葉平家まつり(椎葉村)

高千穂からアクセス可能な椎葉村で行われる、源平伝説にちなんだ歴史祭り。平家落人の伝説を再現した行列や武者行列が見どころです。

高千穂・延岡・日向の気温・天候

高千穂・延岡・日向エリアは、宮崎県北部に位置し、山間部・沿岸部が混在する地形のため、気候にも地域差があります。基本的には温暖で過ごしやすい気候ですが、台風や大雨には注意が必要です。

春(3月〜5月)

気温と気候の特徴

平均気温は10℃〜20℃ほど。桜や新緑が美しく、観光に最適な時期です。山間部では朝晩がまだ冷え込みます。

服装の目安

薄手のジャケットやカーディガンがあると便利です。

梅雨(6月〜7月上旬)

気温と気候の特徴

梅雨に入ると降水量が大幅に増加し、湿度も高くなります。気温は20℃〜25℃前後で蒸し暑さを感じることがあります。

注意点

高千穂峡などの観光地では、川の増水や足元のぬかるみに注意が必要です。雨具は必須。

夏(7月中旬〜9月)

気温と気候の特徴

延岡・日向など沿岸部は最高気温が30℃を超えることも多く、日差しも強くなります。高千穂は標高が高いため、比較的涼しく過ごしやすいです。

台風と豪雨

台風シーズンに入るため、暴風・土砂災害・交通機関の乱れに注意が必要です。旅行前には気象情報を確認しましょう。

秋(10月〜11月)

気温と気候の特徴

日中は20℃前後、朝晩は冷え込み始め、紅葉が見頃になります。高千穂峡の紅葉は特に美しく、秋の観光に最適な季節です。

服装の目安

日中は長袖シャツ、朝晩は薄手のセーターやジャケットが快適です。

冬(12月〜2月)

気温と気候の特徴

高千穂など山間部では最低気温が0℃前後まで下がることもあり、霜や雪がまれに降ることもあります。延岡・日向は温暖で、積雪はほとんどありません。

観光のポイント

冬季は観光客も少なめで、静かに自然や神社仏閣を楽しめます。夜神楽の時期でもあり、冬ならではの文化体験が可能です。

雨と台風の特徴

年間を通しての降水傾向

高千穂・延岡・日向は年間降水量が比較的多い地域であり、特に梅雨と台風シーズンには大雨や豪雨に注意が必要です。

台風の影響

夏から秋にかけて年に数回の台風接近があり、フェリー・鉄道・飛行機が運休になることもあります。旅行の計画は柔軟に立てましょう。

高千穂・延岡・日向へのアクセス

宮崎県北部に位置する高千穂・延岡・日向は、九州の他都市からのアクセス手段が複数あります。自然豊かな山間部と海沿いの都市をつなぐルートを活用して、快適な旅を計画しましょう。

空路でのアクセス

宮崎ブーゲンビリア空港(宮崎空港)を利用

宮崎市内にある空港からは、東京(羽田)・大阪(伊丹/関空)・福岡・那覇などからの定期便があります。

宮崎空港から延岡・日向へ

空港からJR特急「ひゅうが」または「にちりん」に乗り、延岡駅まで約1時間30分日向市駅まで約2時間弱

宮崎空港から高千穂へ

宮崎空港からは車(レンタカー)で約2時間30分公共交通機関はバスを利用し、宮崎駅から延岡駅経由で高千穂へ行くことができます。

熊本空港を利用

熊本空港から高千穂へは車で約2時間と比較的アクセスしやすく、レンタカー利用者に人気のルートです。

鉄道でのアクセス

JR日豊本線(延岡・日向エリア)

延岡・日向市はJR日豊本線の主要駅があるため、宮崎市や大分方面からアクセスしやすいエリアです。特急「にちりん」「ひゅうが」が停車します。

主要都市からの所要時間(JR)

高千穂への鉄道アクセス

高千穂には鉄道の乗り入れがありません。最寄りの鉄道駅は延岡駅となり、そこからはバスまたはレンタカー移動となります。

高速バスでのアクセス

宮崎・福岡・熊本方面から

高千穂や延岡へは高速バスが複数路線運行されており、都市部からのアクセスも可能です。

主な路線

自家用車・レンタカー利用

九州自動車道・東九州自動車道を活用

車でのアクセスは柔軟性が高く、観光地めぐりにも便利です。延岡市や日向市へは東九州自動車道を利用し、高千穂へは山間部を走る国道218号線などを使います。

主要都市からの所要時間(車)

高千穂・延岡・日向の移動手段

高千穂・延岡・日向エリアは、自然豊かな山間部と海沿いの都市部が混在する地域であり、観光地間の距離も比較的あるため、移動手段の選択が重要です。以下では、主な移動手段についてご紹介します。

レンタカーの利用

自由度が高くおすすめの手段

高千穂を中心とした山間部や自然スポットは公共交通が限られているため、レンタカーが最も便利です。主要駅(延岡駅・日向市駅)や宮崎空港、熊本空港などでレンタカーを借りることができます。

レンタカー利用のメリット

路線バスの利用

高千穂地域の路線バス

高千穂峡や天岩戸神社などの主要観光地へは、宮崎交通バス九州産交バスが運行されています。ただし本数は少なめで、1~2時間に1本という場合もあります。

バスでのアクセス例

延岡・日向市内の路線バス

延岡・日向市内では、市街地や主要観光地を結ぶ路線バスが運行されていますが、観光向けにはやや不便な場合もあるため、移動には余裕を持つ必要があります。

タクシー

駅前や観光施設で利用可能

タクシーは延岡駅・日向市駅・高千穂バスセンター周辺などから利用可能です。バスがない時間帯の移動や、短距離の観光地巡りにも便利です。

観光タクシー

高千穂エリアでは、観光ガイド付きタクシー(要予約)を提供しているタクシー会社もあります。短時間で効率よく巡りたい方におすすめです。

徒歩・自転車

徒歩での観光に適した場所

高千穂峡周辺は、遊歩道が整備されており、徒歩での散策が楽しめるスポットです。ただしアップダウンがあるので、歩きやすい靴を推奨します。

自転車のレンタル

一部の観光施設や宿泊施設では、電動アシスト付き自転車のレンタルを行っているところもあります。高千穂や日向市の市街地観光には便利です。

観光周遊バス(運行状況は要確認)

観光向けに運行される限定バス

期間限定で観光地を効率的に巡る周遊バスが運行されることがあります(例:高千穂神話バスなど)。詳細は旅行前に自治体や観光協会のサイトで確認しましょう。

高千穂・延岡・日向の観光コース

高千穂・延岡・日向エリアは、神話の舞台、絶景スポット、美しい海岸線など多彩な魅力を持つ地域です。1泊2日~2泊3日で巡る観光コースを以下にご紹介します。

1日目:高千穂神話と自然のコース

午前:神秘の聖地「高千穂峡」

高千穂峡では、真名井の滝を望む貸しボート体験がおすすめ。断崖絶壁が連なる渓谷美を楽しめます。

昼食:地元グルメを味わう

高千穂の郷土料理「高千穂牛」を味わえるレストランでランチ。例:「和(なごみ)」「千穂の家」など。

午後:神話の舞台「天岩戸神社」

天岩戸神社では、日本神話に登場する「天岩戸」を祀る神聖な空間を体感。隣接する「天安河原」の神秘的な雰囲気も必見です。

夜:高千穂神楽の鑑賞

高千穂神社で毎晩開催される「高千穂の夜神楽」を鑑賞。神話を舞台にした舞で、旅の締めくくりにぴったりです。

2日目:延岡の海と城とグルメ

午前:延岡城跡と城山公園

延岡城跡は石垣と桜が美しい歴史的スポット。千人殺しの石垣など見応えがあります。春は桜の名所としても有名。

昼食:延岡の海鮮グルメ

延岡は海が近く、チキン南蛮の発祥地としても知られます。「直ちゃん」や「おぐら」など人気店でランチを。

午後:日向市で海と絶景

日向市へ移動し、「馬ヶ背」の断崖や「クルスの海」を観光。「願いが叶う」と伝わるパワースポットです。

3日目(時間があれば):日向岬やサーフィン体験

朝:日向岬の絶景と散策

日向岬グリーンパーク」で水平線を望む散策を。早朝の静かな海と風が気持ちよいスポットです。

午前:サーフィン・マリンスポーツ体験

お倉ヶ浜」は初心者向けサーフィンスポット。スクールもあり、旅の思い出にぴったり。

その他のモデルコース案

ファミリー向け

写真・映えスポット巡り

歴史・文化好き向け

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