宮崎県

宮崎県の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

宮崎 観光ガイド

宮崎県の観光・旅行 Info

宮崎県は、温暖な気候と豊かな自然、美しい海岸線、そして神話と歴史に彩られた名所が点在する魅力的な地域です。以下に、宮崎県を訪れる際にぜひ立ち寄りたい観光地を厳選してご紹介します。

高千穂峡(たかちほきょう)

神話のふるさとで味わう大自然の絶景

高千穂峡は、阿蘇山の噴火によって形成された深いV字谷で、神話の舞台としても知られています。 高さ約17メートルから流れ落ちる「真名井の滝」は、日本の滝百選にも選ばれており、手漕ぎボートで間近に迫ることができます。

アクセス情報

JR延岡駅からバスで約1時間30分。

青島(あおしま)

奇岩と亜熱帯植物に囲まれた神秘の島

宮崎市の海岸に浮かぶ小さな島「青島」は、亜熱帯植物が生い茂り、「鬼の洗濯板」と呼ばれる波状岩に囲まれています。 島の中央には青島神社があり、縁結びのパワースポットとして人気です。

アクセス情報

JR青島駅から徒歩約5分。

鵜戸神宮(うどじんぐう)

洞窟に建つ海辺の神社

鵜戸神宮は、日南海岸の断崖にある洞窟内に鎮座する珍しい神社です。夫婦円満や安産祈願で知られ、「運玉投げ」のスポットも人気。 岩の上にある「亀石」のくぼみに運玉を入れると願いが叶うとされています。

アクセス情報

JR油津駅から車で約15分。

日南海岸(にちなんかいがん)

南国ムード漂うドライブコース

宮崎市から南へ続く日南海岸は、美しい海と緑のコントラストが楽しめる絶景のドライブコースです。 途中には「道の駅フェニックス」や、太平洋を一望できる「堀切峠」などの人気スポットがあります。

おすすめシーズン

春から初夏にかけての晴れた日は特に美しい景観が楽しめます。

都井岬(といみさき)

野生馬と出会える岬

宮崎県南部にある都井岬は、野生馬「御崎馬(みさきうま)」が生息する貴重な自然地帯です。 岬の先端に立つ都井岬灯台からは太平洋を一望でき、運が良ければ野生馬が草を食む姿に出会えるでしょう。

アクセス情報

串間市街から車で約30分。

えびの高原

霧島連山の自然を満喫

えびの高原は、霧島錦江湾国立公園の一部で、標高約1,200メートルに広がる高原です。 春のミヤマキリシマ、秋の紅葉など、四季折々の自然が楽しめ、ハイキングコースも整備されています。

おすすめアクティビティ

トレッキング、温泉、自然観察など。

宮崎県のグルメガイド

宮崎県は温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、新鮮な農産物・畜産品・海産物が豊富です。 また、独自の食文化が息づいており、観光の合間に地元の味を堪能するのも旅の楽しみの一つです。

名産品・ローカルフード

宮崎牛(みやざきぎゅう)

宮崎県が誇る高級和牛。全国和牛能力共進会で何度も日本一に輝いた実績があり、その霜降りの美しさととろけるような味わいが魅力です。 ステーキやすき焼き、焼肉などで提供されています。

チキン南蛮

宮崎のご当地グルメといえばチキン南蛮。揚げた鶏肉に甘酢をからめ、タルタルソースをかけた一品です。 発祥の店が複数あり、店ごとに味わいが異なるのも楽しみの一つ。

地鶏の炭火焼き

宮崎県では「地頭鶏(じとっこ)」という在来種の地鶏を使った炭火焼きが名物。強火で一気に焼き上げることで、香ばしく歯ごたえのある仕上がりになります。

冷や汁

夏の定番料理。焼き魚をほぐして味噌と混ぜ、だし汁でのばしたものをご飯にかけて食べます。素朴ながら滋味深い郷土の味です。

人気のレストラン・食事処

おぐら本店(宮崎市)

宮崎チキン南蛮の代表格。甘酢と自家製タルタルソースの絶妙なバランスが人気で、連日観光客でにぎわう老舗です。

ぐんけい本店 隠蔵(宮崎市)

宮崎地鶏の炭火焼が名物の居酒屋。落ち着いた雰囲気の中で地鶏料理や地酒を堪能できます。

ステーキハウス霧峰(都城市)

宮崎牛の専門店。シェフが目の前で焼き上げるスタイルで、贅沢な味わいを演出します。ランチタイムも人気。

道の駅フェニックス(宮崎市)

日南海岸ドライブの途中で立ち寄れる道の駅。地元の名物を味わえる軽食コーナーやレストランがあり、海を眺めながら食事ができます。

宮崎県のお土産

マンゴー(太陽のタマゴ)

宮崎を代表する高級フルーツ。「太陽のタマゴ」のブランドで知られ、甘くとろけるような果肉が特徴です。贈答品にも喜ばれます。

日向夏(ひゅうがなつ)関連商品

宮崎特産のかんきつ類で、爽やかな香りと酸味が特徴。ゼリー、ジュース、ドレッシングなど加工品も充実しています。

チーズ饅頭

外はクッキー生地、中にはチーズクリームが入った焼き菓子。県内の各地で販売されており、洋風と和風が融合した人気土産です。

地鶏炭火焼きパック

宮崎地鶏を使用した炭火焼きが真空パックで手軽に持ち帰れる商品。おつまみやおかずに最適で、日持ちも良く人気です。

焼酎(霧島・黒霧島など)

宮崎は芋焼酎の名産地でもあり、多くの酒造メーカーがあります。黒霧島や赤霧島などのブランドは全国的にも有名です。

宮崎県の季節の祭り・イベント

宮崎県では、神話にちなんだ祭りや、自然の恵みを祝う伝統行事、地域の特色を活かしたユニークなイベントが年間を通して開催されています。 また、古代の伝承や風習が色濃く残る地域でもあり、歴史と信仰が織りなす深い文化を感じることができます。

代表的な祭り・イベント

神武さま(じんむさま)祭り(宮崎市)

毎年10月下旬に開催される、初代天皇「神武天皇」の即位を祝う祭り。約100団体が参加する市民総参加型のパレードや、伝統芸能の披露、夜には華やかな花火大会もあります。

開催時期

10月下旬(3日間)

高千穂の夜神楽(たかちほのよかぐら)

11月から翌年2月にかけて、各集落で行われる神楽(かぐら)。特に有名なのは「岩戸神楽」で、天照大神の岩戸隠れ神話を再現した神楽が夜通し舞われます。高千穂神社では通年で観光向けの定期公演もあります。

開催時期

11月〜2月(集落ごとに異なる)

日向ひょっとこ夏祭り(日向市)

赤い衣装に白いお面を着けた「ひょっとこ踊り」で知られるユニークな夏祭り。全国から踊り手が集まり、陽気な音楽に合わせて町中が笑いと活気に包まれます。

開催時期

8月第1土曜日

都農ワイン祭り(つの町)

世界的な評価を受ける「都農ワイン」の収穫祭。試飲会や地元グルメの屋台、音楽イベントなどが催され、ワイン愛好家に人気のイベントです。

開催時期

10月中旬

えびの京町温泉夏まつり(えびの市)

花火大会や盆踊り、屋台などでにぎわう地元密着型の夏祭り。温泉街ならではの情緒があり、観光客にも開放的な雰囲気が魅力です。

開催時期

8月中旬

特徴的な文化・風習

神話の里としての背景

宮崎県は「天孫降臨(てんそんこうりん)」や「天岩戸伝説」など、日本神話に登場する地が多く、古事記・日本書紀ゆかりの神話文化が根付いています。 高千穂や西都市などでは、神話をテーマにした施設やイベントも盛んです。

伝統芸能と神楽文化

宮崎の各地では神楽(かぐら)文化が深く息づいており、農村部を中心に夜通し神に奉納する神楽舞が現在も受け継がれています。 特に高千穂・椎葉村・諸塚村などでは、国指定重要無形民俗文化財に登録されている神楽があります。

南国らしさを感じるフラワーフェスティバル

宮崎市フェニックス自然動物園などでは、ブーゲンビリア・ハイビスカス・日南寒咲一号といった亜熱帯植物の展示やライトアップイベントも開催され、南国ムードを盛り上げます。

周辺地域の注目イベント

延岡大師祭(延岡市)

宮崎県北部の延岡市で3月に開催される春の大祭。約300年以上続く伝統があり、人形だるまみこし行列や露店がにぎわいを見せます。

西都原古墳まつり(西都市)

300基以上の古墳群を有する西都原で行われる歴史と神話の祭典。古代衣装をまとった行列や炎の演出など、幻想的な雰囲気が人気です。

宮崎県の気温・天候

宮崎県は九州南東部に位置し、太平洋に面した温暖で日照時間が長い地域です。 気候は太平洋側気候に属し、全体的に温暖で降水量が多く、特に夏から秋にかけては台風の影響を受けやすい傾向があります。 以下では季節ごとの特徴と旅行時の注意点をご紹介します。

春(3月〜5月)

気温・気候の特徴

春は暖かく穏やかな気候で、平均気温は15〜20℃前後。3月はやや肌寒さが残りますが、4月からは過ごしやすくなります。 桜や菜の花が咲き誇る観光に最適なシーズンです。

服装・注意点

朝晩は冷え込むことがあるため、薄手のジャケットやカーディガンがあると安心です。 花粉が飛ぶ時期でもあるため、アレルギー体質の方は対策を。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温・気候の特徴

宮崎の梅雨は雨が多く、月降水量が400mm以上に達することもあるほどです。 気温は22〜27℃程度と暖かく湿度も高くなります。

服装・注意点

防水ジャケットや折りたたみ傘の携行が必須です。観光の際は屋内施設や雨でも楽しめるスポットの計画がおすすめです。

夏(7月下旬〜9月)

気温・気候の特徴

真夏は非常に暑く、最高気温が35℃を超える猛暑日もあります。湿度が高く蒸し暑いのが特徴で、熱中症対策が必要です。 また、台風が接近・上陸しやすい時期でもあります。

服装・注意点

吸汗速乾素材の服や帽子、サングラスがおすすめです。天気の急変に備えて台風情報には常に注意し、場合によっては旅程の調整も考慮しましょう。

秋(10月〜11月)

気温・気候の特徴

気温は20℃前後と過ごしやすく、湿度も下がって快適。台風の影響は9月で収まり、紅葉や秋祭りのシーズンに入ります。

服装・注意点

日中は軽装でよく、朝晩はやや冷えるため薄手の長袖や羽織ものがあると便利です。観光に適したベストシーズンといえます。

冬(12月〜2月)

気温・気候の特徴

宮崎の冬は比較的温暖で、平均気温は5〜10℃程度。雪はめったに降らず、晴天が多く日照時間にも恵まれます。 寒さが比較的ゆるやかで観光しやすい地域です。

服装・注意点

厚手のコートは不要な日も多く、ニットや中綿ジャケット程度で十分なことが多いです。ただし寒波の影響がある場合は冷え込むこともあります。

年間を通じた特徴的な気象情報

日照時間の長さ

宮崎県は年間を通じて全国でもトップクラスの日照時間を誇ります。農業が盛んな理由の一つでもあり、観光においても晴天に恵まれやすいです。

降水量と台風の影響

宮崎は年間降水量が多く、特に6月と9月が多雨傾向にあります。夏から秋にかけては台風の通り道になりやすく、特に沿岸部では注意が必要です。

宮崎県へのアクセス

宮崎県は九州の南東部に位置し、飛行機・鉄道・高速道路・バスなどを使って訪れることができます。 自然豊かな観光地が点在しており、訪問するエリアによって交通手段の選択が重要です。

空路でのアクセス

宮崎ブーゲンビリア空港(宮崎空港)

宮崎市にある主要空港で、全国各地からの直行便が就航しています。

主な直行便路線(所要時間)
空港から市内への移動

宮崎空港駅からJRに乗り換えることで、宮崎市中心部まで約10分とアクセス良好です。バスやレンタカーも充実しています。

鉄道でのアクセス

JR日豊本線(にっぽうほんせん)

九州北部(小倉・大分)と宮崎を結ぶ路線。特急「にちりん」や「にちりんシーガイア」が運行しており、大分〜宮崎間は約3時間半で移動可能です。

JR日南線

宮崎市から日南・志布志方面へ向かう観光向けのローカル線。海沿いを走る絶景路線としても人気です。

鉄道旅行の注意点

本数が少ない区間もあるため、事前の時刻確認が重要です。観光列車「海幸山幸(うみさちやまさち)」は予約必須の人気列車です。

自動車・高速道路でのアクセス

東九州自動車道

北九州〜宮崎〜鹿児島を結ぶ高速道路。車での観光に便利で、福岡〜宮崎間は約4時間です。

宮崎自動車道

九州中央部(えびのJCT)と宮崎市を結び、熊本・鹿児島方面からのアクセスに便利です。

レンタカー利用のすすめ

宮崎県内は観光地が広範囲に分布しているため、レンタカーがあると移動が格段に便利です。特に高千穂・日南・都井岬などは車が便利です。

高速バス・長距離バス

宮崎交通・西鉄バス・JR九州バスなど

福岡・熊本・鹿児島・大分からの高速バスが複数運行されており、主要都市間の移動手段としてコストパフォーマンスに優れています。

主な所要時間の目安

船舶でのアクセス(限定的)

フェリー(志布志港・宮崎港)

宮崎港には現在定期旅客フェリーは少なくなっていますが、鹿児島県志布志港から大阪方面へのフェリーが運航中です。自家用車での旅行に向いています。

宮崎県の移動手段

宮崎県は広いエリアに観光地が点在しているため、目的地や旅行スタイルに応じた移動手段の選択が重要です。以下では、県内の主な交通手段を種類ごとにご紹介します。

レンタカー

もっともおすすめの移動手段

宮崎県内の観光には、レンタカーがもっとも便利で自由度が高い移動手段です。特に以下のエリアへ行く際に適しています。

レンタカーの利用ポイント

宮崎空港、宮崎駅、延岡駅などでレンタカーの営業所が充実しています。ETCカードやナビ付き車両の指定がおすすめです。

鉄道(JR九州)

JR日豊本線・JR日南線

宮崎県内にはJR日豊本線(北九州〜宮崎)と、JR日南線(宮崎〜志布志)が走っており、主要都市を結んでいます。

観光列車「海幸山幸」

JR日南線では観光特急列車「海幸山幸(うみさちやまさち)」が運行しており、車内から美しい海岸線の風景が楽しめます(完全予約制)。

注意点

鉄道の本数は都市部を除いて少ないため、事前の時刻表確認が重要です。特に日南線や高千穂方面へのアクセスは本数が限られています。

路線バス

宮崎交通の運行エリア

宮崎県内の路線バスは宮崎交通が主に運行しており、都市部から郊外の観光地までをカバーしています。

観光地へのバス路線例
便利な乗車券

宮崎交通では、1日乗り放題のフリー乗車券も販売されています。観光計画に応じて活用しましょう。

タクシー・観光タクシー

短距離移動や団体旅行に便利

宮崎市や延岡市などの都市部では、タクシーが比較的つかまりやすく、短距離の移動に便利です。

観光タクシープラン

宮崎交通や地元タクシー会社では、観光スポットを巡る専用プランも提供しており、移動とガイドが一体となっていて便利です。

自転車・レンタサイクル

青島・宮崎市街地周辺で活躍

宮崎市や青島周辺ではレンタサイクルのサービスもあり、海岸沿いのサイクリングに人気です。観光案内所やホテルでの貸出が多いです。

注意点

市街地以外は坂道や距離が長くなるため、電動アシスト付き自転車の利用をおすすめします。

宮崎県の観光コース

宮崎県には、美しい海岸線、神話の舞台となった歴史スポット、豊かな自然景観など、見どころが満載です。ここでは、テーマ別に数日間の観光コースをいくつかご紹介します。

1泊2日コース:宮崎市内と日南海岸を満喫

1日目:宮崎市内の名所巡り

2日目:絶景ドライブと日南観光

おすすめの宿泊地

宮崎市内または日南市(北郷温泉・油津周辺)がおすすめです。

2泊3日コース:神話の里・高千穂と南国リゾートを巡る

1日目:宮崎市内から高千穂へ

2日目:高千穂周辺の神話スポット

3日目:青島・日南海岸観光

おすすめの宿泊地

1泊目:高千穂町内、2泊目:青島・宮崎市南部のリゾートホテル

日帰りコース:気軽に楽しむ宮崎の名所

宮崎市~青島~日南

ポイント

移動はレンタカーが便利です。日南海岸の絶景ドライブが人気です。

歴史・文化好き向けコース:古墳と城跡を巡る

西都原古墳群と飫肥城下町

ポイント

移動にはレンタカーまたはバスツアーの利用がおすすめ。特に桜やコスモスの季節は美しいです。

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